is you love in vain / Bob Dylan
イズ・ユア・ラヴ・イン・ヴェイン / ボブ・ディラン
?>この素晴らしいラブソングは録音さえされていなかった。
「僕を愛してくれているかい?」からはじまる最高のラブソングイズ・ユア・ラヴ・イン・ヴェインは、これがディランかと疑った者がたくさんいて賛否両論が起こった。
僕を愛してくれているかい?
それとも単なる好意だけ?
それとも単なる好意だけ?
君の言葉の半分も僕を必要としてるかい
やましさを感じているかい
僕は恋の本質を知っている
だからブツクサいわないが
あてにしていいのかな
あるいは虚ろな恋なのかな
君はとても気ままだが
僕に孤独が必要なのがわかるかな
僕が暗闇にいるとき
僕が暗闇にいるとき
君は入り込んでくる
僕の世界を知ってるかい
僕の種類を
それとも説明がいるかい
僕は僕のままでいたいんだ
あるいは虚ろな恋なのかな
ぼくは山に住んだこともあるし
風に住んだこともある
幸福なときもあったし不幸なときもあった
王様たちと食事もしたし、羽ももらった
それでもぼくは大して感じない
あるいは虚ろな恋なのかな
いいよ、賭けてみる
君と恋に陥ちよう
僕に思慮深さが欠けていても
君には夜もあるし、朝もある
料理が出来るかい
縫い物が出来るかい
花を育てたことがあるかい
僕の苦しみを理解できるかい
すべてをかける気があるかい
それともいい加減な恋なのかな
Bob Dylan - Is Your Love In Vain - Live... 投稿者 herseydenvar
男であれ女であれ、恋が本気であればあるほど、歌の内容のような気持ちを持つだろう。これをディランが歌っているのが面白いといえば面白いが
ボブ・ディランはもともとカントリーとロックンロールの息を吸い込んだミュージシャンだった。
ミネソタ州育つのディランは、ホンキートンクな世界観で魅了したレフティ・フリーゼルやジミー・ロジャース、ハンク・ウィリアムズなどに魅了されていた
自分が大好きなエルヴィス・プレスリーの『ア・フール・サッチ・アズ・アイ』を録音していることを知ったとき、のけぞる思いがしたものだ。
オリジナルは1952年にハンク・スノーが歌ったものだが、もっともヒットしたのは1959年のエルヴィス・プレスリーのものでビルボードで2位、全英シングルチャートで1位を記録した。その甘い歌声はエルヴィスのキャリアのなかでも超特筆すべきもので「エルヴィス・ゴールデンレコード第二集」に収録されている。
ボブ・ディランは、1967年『地下室(ザ・ベースメント・テープ)』(1975年)のセッションで録音。当時はアルバムには収録されずシングルとしてもリリースされ、ビルボードで55位を記録した。その後再録音した、2回も収録しているところを見ると、お気に入りだったのだろう。
ボブ・ディランはいつも怒っているようだ。いつも電球を持ち歩きメッセージカードを取り出して照らすようだ。不機嫌な時代を走りぬけるしかなかったが、それが幸いした。
目に見えないものを乗り越えるのは誰にとっても大変だ。このラブソングはそういう大変な人に響く歌だと思う。
エルヴィスがいた。目に見えないものを乗り越えるのは誰にとっても大変だ。このラブソングはそういう大変な人に響く歌だと思う。
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