2014年8月21日木曜日

ホテル・カリフォルニア/Hotel California



ホテル・カリフォルニア/Hotel California
ホテル・カリフォルニア (Hotel California) は、アルバム『ホテル・カリフォルニア』に収録されているイーグルスの楽曲。

イーグルスを甲子園球場で見たような見ていないような曖昧だ。
しかしリンダ・ロンシュタットは記憶している。リンダ・ロンシュタットが大好きだった。そう、彼らイーグルスはリンダ・ロンシュタットのバックバンドだった。




リンダはヒット曲を連発したが、後になって「マイ・ボディガード」(デンゼル・ワシントン 、 ダコタ・ファニング 主演、 トニー・スコット 監督)の挿入曲にも使われた<Blue Bayou>は特に良い

さて、肝心のイーグルスは、<ホテル・カリフォルニア>しか記憶にないが、それにしても一度聴いたら永遠に残る、印象的なイントロのギター、哀愁漂うメロディが記憶に残る1976年作品。
ドン・フェルダー(作曲)ドン・ヘンリー(作詞)グレン・フライ(作詞のアイデア)の作品1970年代をアメリカを代表するロックのスタンダードナンバーのひとつだが、これをロックと呼ぶのかどうかについては異論がある、またこの曲がロックをダメにしたという意見も根強い。良くも悪くもインパクトのある楽曲であることに違いはない。



<ホテル・カリフォルニア>は架空のホテルを舞台にしている。少なくとも曲が発表された当時はなかったし、内容も創作だ。

エルヴィス・プレスリーのメジャーデビュー曲<ハートブレイク・ホテル>は現在グレイスランド(エルヴィス・プレスリー邸)の前に実在しているが、これはエルヴィスの死後、名前を変更したもので、曲が発表された時点でホテルは架空。曲の内容は現実を反映したものだ。

さて、<ホテル・カリフォルニア>は是非とも泊まってみたいと思う魅惑的なホテルだ。
それは砂漠にこっそりと佇んでいるような此の世のものとも思えないホテルだからだ。

<ホテル・カリフォルニア>に登場するコリタス(colitas) は、砂漠の花であるとともに、マリワナを意味している。比喩として使われているようだが、歌の解釈に広がりを持たせる役割を果たしていて、難解にしている。名曲<ムーンリバー>と同じですね。

考えすぎて分からなくなるより、シンプルに聴けばいいという意見もあるが、そうもいかない。それほど曲が出来すぎていて魅惑的なのだ。礼拝の鐘が鳴るホテル等ないが、<ホテル・カリフォルニア>にはそれがある。これが異次元への誘いを意味していて、嫌でも意味が知りたくなる。

<ハートブレイク・ホテル>もそうだったが、「失恋して死にたい」という若者をテーマにした曲だった。どうやらホテルは魂が人生の真実を求めてさまよう妖しいところのようだ。

On a dark desert highway,
Cool wind in my hair,
Warm smell of “colitas”
Rising up through the air,
Up ahead in the distance
I saw a shimmering light,
My head grew heavy and my sight grew dim,
I had to stop for the night.
There she stood in the doorway,
I heard the mission bell
And I was thinkin’ to myself :
“This could be heaven and this could be hell”
Then she lit up a candle,
And she showed me the way,
There were voices down the corridor,
I thought I heard them say
Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California,
Any time of year,
(Any time of year)
You can find it here
Her mind is Tiffany-twisted,
She got the Mercedes Bends,
She got a lot of pretty, pretty boys
she calls friends
How they dance in the courtyard,
Sweet summer sweat
Some dance to remember,
Some dance to forget
So I called up the Captain
“Please bring me my wine”
He said, “We haven’t had that spirit here
Since nineteen sixty-nine”
And still those voices are calling from far away,
Wake you up in the middle of the night
Just to hear them say:
Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
They’re livin’ it up at the Hotel California,
What a nice surprise,
(What a nice surprise)
Bring your alibis
Mirrors on the ceiling,
The pink champagne on ice, and she said:
“We are all just prisoners here,
Of our own device”
And in the master’s chambers
They gathered for the feast,
They stabbed it with their steely knives,
But they just can’t kill the beast
Last thing I remember, I was running for the door,
I had to find the passage back to the place I was before,
“Relax,” said the night man, “We are programmed to receive,
You can check out anytime you like… but you can never leave”

私はボーイ長に注文した
「ワインを持ってきてください」
彼は言った
「私どもでは1969年後の魂を置いていないんです」と
彼らの声が遠くから聴こえる
あなたは夜中に目を覚ます
ほら聞こえるだろ、彼らが言っていることが。
ようこそホテルカリフォルニア
なんて愛しい場所
なんて愛しい場所
なんて愛しい顔
彼らはホテルカリフォルニアで生きていく
なんて素晴らしい驚き
なんて素晴らしい驚き
あなたのアリバイを持ってきてくださいな







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